養育費が争点となった離婚調停の解決事例

【事案の概要】

◆離婚/慰謝料の別:離婚

◆理由:性格の不一致

◆依頼者:性別:女性 年代:20代 職業:会社員

◆相手方性別:男性 年代:20代 職業:学生

◆子ども:有(2人)

◆手続き:協議→調停

◆同居期間:約1年

◆解決までの期間:依頼から2か月

【来所のきっかけ】

夫婦間で離婚協議をスタートさせたところ、夫が勝手に実家に戻ってしまい、離婚協議ができない状況になってしまった。その後、夫からは離婚調停を申し立てるとの連絡があったため、依頼者は弁護士にその対応をお願いしたいと思い、当事務所に来所された。

【事案の内容】

夫がまだ学生ということもあって収入が少なく、妻の実家のサポートを受けながら子ども二人を育てていたが、夫には父としての自覚が芽生えておらず、それを求める妻との間で喧嘩が絶えない状況であった。その後、両者の間で離婚協議を始めることとなったが、夫は妻と直接交渉することを嫌がり、少し離れた実家に戻ってしまい、その後、離婚調停を申し立てるとの連絡があった。いまだ学生である夫としては子ども二人の養育費の金額をなるべく抑えたいという気持ちがあったようであったが、依頼者としては今後のことも考え、最低限の養育費はもらいたいと考えていた。

【争点】

養育費

【解決内容】

受任直後に夫から離婚調停が申し立てられたため、当方からは婚姻費用の調停を申し立てた。

その当時の夫の収入からすると養育費をあまり望めない状況ではあったが、第1回の調停期日において、当方から調停委員に対して子どもらに現在かかっているお金を丁寧に説明してその費用の半分は少なくとも負担してもらいたいことを伝えた。

その結果、調停委員のご尽力も有り、実際にお金が必要となっていることを認識した夫は一人あたり月2万円の合計4万円を支払うことに応じ、離婚調停が成立するに至った。

子育てにかかっている費用を具体的に説明できたことが夫の理解に繋がり、早期解決につながった事案であった。

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